今週の担当はケアプランサービスセンターです。
利用者の皆様と関わっていく中で、『悪質商法の電話を受けた』という話を聞くことが時折あります。
高齢者を狙った消費者被害は、年々増加傾向にあるそうです。70歳以上の高齢者が悪質商法の被害に合い、消費者センター等に相談した件数は、年間約20万件。その中でも、一番件数が多いのは“電話勧誘販売”だそうです。高齢者は自宅に居ることが多い為、被害にあいやすいと言われています。
●電話勧誘販売とは…販売業者もしくは、コールセンターなどの代行業者が、消費者に電話をかけ、商品の紹介や勧誘を行なうことにより、契約を終結するセールス方法です(wikipediaより)
浄水器や布団、健康食品、学習教材販売、投資の持ちかけ等のセールスもありますが、高齢者に対しては『“老人ホームの入居権”が当たりました。』等と言って電話をかけてくる。ケースがあります。『入居できなくて困っている人がいる。人助けだと思って入居権を購入して。』と言葉巧みにつけこみます。実際に老人ホームのパンフレットを送付して、信じ込ませるなど悪質なものも多いです。
★『代わりに申し込んで』『名義をかして』などと持ちかけてくる不審な電話は詐欺です。すぐに電話を切りましょう。話を鵜呑みにせず、お金を払わないでください。家族や消費者センターに相談してください。
万が一、誤って申し込んでしまった場合に『名義貸しは違法行為なので罪になる。お金を払え。』などと言ってくるケースもあるようです。名義を貸すだけと説明されても、後からお金を要求されることがあるそうです。
被害にあった場合は、泣き寝入りせず、泉南市消費生活センターにご相談を。
泉南市消費生活センター 電話072-483-8191
(月曜日~金曜日 午後1時~4時)※年末・祝日除く